大人になったら遊ばなくなる。
「大人になったら、もう子供の頃のように遊んだりしなくなる。」
という話を、私は子どもの頃にどこかで聞いて知っていました。
それは本当…?
同じクラスの友達ができた。
中学生の頃、新しいクラスには知らない子が多く、始めの頃私には話ができる友達がいませんでした。
どうしていいか分からなくて、最初はとても困っていました。
そして昼休みになると、友達の居る別のクラスに行っていました。
でもそれだと自分のクラスでは話ができる友達ができないと思い、
昼休みも自分のクラスに居るようにすると、少しづつ話ができる人が増えてきました。
そして最終的には仲良し女子10人グループになっていました。
学生の頃は、よくクラスの何人かで一緒に行動するグループをつくったりすると思います。
でも10人グループはかなり人数が多くて珍しかったと思います。
仲良し10人で本気で遊ぶ!
みんなで何をしていたかと言うと、休み時間には鬼ごっことかをしていました。
教室中を使って、机の間をすり抜けて、追いかけっこをしたり、洗濯バサミをつけるいたずらをしたり、
昼休みには長い廊下を端から端までいっぱいに使って、「だるまさんが転んだ」をしていました。
担任の先生には、「このクラスは女子の方が元気やな〜」と言われました。
本当に楽しくて、大人になってもこんなふうに大好きな人たちと全力で遊ぶ!とその時自分の心に決めました。
大人になった今どうなったか…
そして大人になった今、その自分自身との誓いは、
結局果たせていません。
まわりのみんなは仕事や育児、いろんなことで日々忙しそうです。
そして私も毎日仕事で忙しくて、なかなかみんなと会える機会がない。
子どもの頃の、自分自身との約束を忘れた訳ではないけど、このままだと実現できそうにない。
あの頃の友達とも、だんだん連絡を取らなくなってきて、今は連絡をとっているのは1人だけです。
その友達とも、たまにしか会えないし、会えても全力で遊んでいる、とは言えません。
忙しい毎日に疲れて、とても遊びに集中できない。
遊びは中学生の頃みたいな鬼ごっこじゃなくてもいいのです。
ランチでも、ショッピングでも。
大人になったら遊〝べ〟ない。
とにかく子どもの頃誓った未来とはかけ離れた今を過ごしていると思います。
遊びたくなくなった訳じゃなくて、遊べなくなった。
きっと世の中の多くの大人がそうだと思います。
それでも、今からでも、私は子どもの頃の誓いを実現させたいな、と思っています。
大人になっても本気で遊べるように、それを実現させるために、行動します。