子どもの頃、空を飛ぶ練習をしていた。子供って不思議。

子供の頃、私は空を飛ぶ練習をしていました。

小学生から中学生くらいまで、私は長いあいだ空を飛ぶことに憧れていました。

それは飛行機やパラグライダーみたいに道具を使って飛ぶことではなく、自分の体一つで飛ぶ方法です。

ドラゴンボールの悟空みたいなイメージです。

筋斗雲に乗らずに飛ぶほうです。

もし願いが叶うなら、空を飛べるようになりたいと思っていて、自分が空を飛べるようになったところを頭の中で想像していました。

そんな時に友達が雑誌を持ってきて、そこに空の飛び方が書いてありました。

そこには師範みたいな人があぐらをくんで空中に浮いてる写真が載っていて、たしか体に力を入れて念じれば宙に浮けるという内容だったと思います。

それを見て私は友だちと一緒に空を飛ぶ練習をしていました。

私がイメージしていた空を飛ぶとは、少し違いましたがそれでも中に浮きたいと思って一生懸命練習しました。

何日も、何ヶ月も、時間をかけて練習しました。

その中で一つ発見したことは、手に力を入れて一気に緩めると、痺れた感じでふわふわして何だか手が浮くような感覚になるのです。

これを全身でできれば…

結局私は空を飛べませんでした。

子供の頃とは言え普通は人は空を飛べないことくらい分かりそうなものですが、あの頃は真面目に練習していました。

子供の頃って、思い返すと何でそんなことしたの?と思うようなこともしていたりするので不思議です、笑

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