人生の夢を叶えることと、部屋の片付けは似ている。

人生の夢。

子供の頃、やりたいことがたくさんあった。

それら全てを叶えることができると思っていた。

でも自分の人生の時間の中に全てを詰め込むことはできなかった。

どうしても叶えたいことを、

取捨選択する必要があると気づいた。

部屋の片付け。

一人暮らしをはじめた頃、欲しいものがたくさんあった。

それらを全て手に入れたいと思っていた。

でも自分の部屋にたくさんの物を集めても全てを使ったり楽しむことはできなかった。

自分が管理できるところまで、

物を少なくする必要があると気づいた。

小学校の先生という職業が好き。

子供の頃私は、

小学校の先生になるのが夢でした。

約20年間ずっと、

先生になりたいと思い続けて、

小学校の先生になれて、

本当に楽しかったです。

私は、

小学校の先生という職業が大好きです。

どんな授業をするか

考えるのが好きで、

勉強を教えるのが楽しくて、

児童たちが

分かるようになるところを

見るのが好きでした。

児童たちと一緒に、

本気で遊ぶことも大好きでした。

そして一緒に働いていた

小学校の先生たちのことを、

家族のように思っていました。

暖かくて大きな心で

包んでもらっているような、

見守ってもらっているような、

そんな安心感がありました。

私は子どもの頃、

長い時間さみしい思いを

抱えて過ごしてきたので、

それははじめての感覚でした。

家族と一緒に居るような、

この安心感は経験しないと

分からないものです。

人生のバランスがとれていない。

とは言え小学校の先生としての仕事は、上手くいかなかったことの方が多いと思います。

自分はこの場所に必要ないかも知れないと思うこともありました。

でもいろいろなことがあって、振り返ると、結局私は小学校の先生だった

あの頃の時間が大好きでした。

自分が先生を辞めた理由はいろいろなことが重なって、一言ではいい表せません。

仕事を頑張るほど教員採用試験の勉強をする時間がとれなかったし、先生として働くことに気持ちも時間もかけ過ぎていたと思います。

大好きだったけど、先生として働くことに比重が偏りすぎて、

人生のバランスがとれていませんでした。

まあそれでもいいかな、と思えるくらい

楽しかったですが…

ブログをはじめたきっかけ。

少し前まで、ブログは自分には関係のない世界だと思っていました。

でも私の憧れの人がブログをしていて、いろいろなきっかけがあって、私はこのブログをはじめることにしました。

その憧れの人は、

私が知りたかったことをたくさん教えてくれました。

直接会った訳ではありませんが、ブログやSNSでいろいろなことを発信されていました。

そして自分も、この世界に困っている人がいて、私にできる事があるなら、いつかその人の役に立ちたいと思っていたことを思い出しました。

子供の頃、願ったこと。

本当は小学校の先生だった頃の話を、誰かに話すつもりはありませんでした。

もう小学校とか、教育に関わるつもりもありませんでした。

でも今ここでこんな話をしているのは、これが自分が子どもの頃の悩みだったり、疑問だったり、

知りたいと願ったことだったからです。

みんなが知りたいこと、悩んでいること、本当の願いってなんだろうと考えた時、自分はどうだっただろうと思いました。

私が子どもの頃に考えていたことはたくさんあります。

小学校の先生って普段はどんなことを考えているんだろう?

本当に児童たちのことが好きなの?

どうやったら先生になれる?

教育の世界って怖くないの?

先生どうしは仲が良いの?

先生になること以外にもやりたい事がたくさんあるけど全部叶えられる?

自分の人生ってこれからどうなる?

寂しい気持ちってどうやったらなくなる?

人はなんのために生きているの?

他にもいろいろ…

だから大人になった今の自分の考えや、経験を話そうと思いました。

でも私は特別な人間ではありません。

それでも子供の頃、

「大人」も「先生」もみんな自分にとっては大きな存在だった

ことを思い出して、こんな話をしています。

人は、何に心動かされる?

私は、人が話しにくいことを話しているのを聞くのが好きです。

その人は本音ではどう思っているのか、どんなことに心を動かされて、どんなことで嬉しいとか、幸せだと感じるのか。

どんなことで悩んで、上手くいかなかったのか、悲しい思いをしたのか。

人の幸せな話を聞くと自分も楽しくなるし、悩みを聞くと共感して、辛いのは自分だけじゃないと思えて、

勇気をもらえます。

私自身は自分のつらいことを誰かに話すのはあまり好きではありません。

でも自分は他の人の話を聞きたいので、だから自分も話します。

特に私が小学校の先生として経験してきたこと、感じたこと、そして私が見てきた教育の世界のこと。

これはこの世界に存在した本当の出来事です。

大きな世界のたった一部だけど、

でも一般論ではなく実際の出来事。

この世界にどんな小学校があって、どんな授業をしてきたか、どんなふうに児童たちと関わってきたか、先生たちの本音は…

あくまで私の視点から見た世界ですが。

ブログをはじめられなかった。

本気でこのブログを始めようとした時、でもすぐには動けませんでした。

気持ちが重た過ぎて身動きがとれませんでした。

それが何故か考えた時、自分は部屋に

物をもち過ぎている

と気づきました。

そして

やりたいことがありすぎる

からだと思いました。

だから部屋をシンプルにして、頭の中もシンプルにして、たくさんの物も思いも手放して、時間を作ってこのブログを書くことにしました。

今の私の一番、最優先はこのブログを書くことです。

子供と先生たちを応援したい。

私はもう小学校の先生ではありませんが、この社会で生活していて、仕事もしています。

なので

広い意味では私も教育に関わっている

と思います。

だから子どもたちには、たくさん勉強して、学んで、自分のしたいことをして、楽しく生きて欲しいなと思います。

そしてもっといい社会になったらいいなと思います。

そう思うのは、誰かのためとかではなく、

私がそういう世界が好きだからです。

みんなが楽しそうに暮らしている、そんな世界で私が生きたいからです。

だから今小学校で働いている先生たちや、これから先生になりたい人たちにも頑張ってほしいし、

応援しています。

小学校の先生でなくなって10年以上経ってやっとそう言えます。

先生を辞めてすぐは、とてもそんな事は言えませんでした。

私にはできなかったことをできている、小学校の先生たちが羨ましすぎて、眩しすぎて、とても話せなかったからです。

これからの教育はどうなる?

先生になりたい人や、これからの教育をどうしたらいいのか考えがある人には、ぜひそれを実現してもらいたいです。

私は今の小学校教育のことはよく分かりませんが、時代はどんどん変化しています。

デジタル化が進んで、AIやChatGPTがでてきて、さらにこれからどうなっていくのでしょうか?

そんなこれからの時代の教育は、私が子供の頃なりたいと思っていた先生の仕事とは

ずいぶん違ったものになるのかもしれません。

お金のことを学べる機会が必要。

そしてもう一つ、子供の頃に自分の人生をどうやって生きて行くか学べる機会があればよかったなと思います。

自分には大人になってからどうやって暮らしていくか、要するに

生きるにはお金が必要だ

という視点が抜けていたと思うからです。

それを必ずしも「小学校の先生が子供に教えるべきだ」とは思いません。

どこで誰が教えるかは、また議論が必要だと思います。

でもこの世界で生きていくために必要なこと、自分のしたいことを実現させるために必要なことだと思います。

そんなお金について、世の中の仕組みについて

学べる機会があればいいのになと思います。

「みんなが楽しく暮らせる世界」をつくるのは難しいことかも知れません。

そもそもはっきりした正解もないと思います。

それでも実現できてもできなくても、そうなることを願い続けます。

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