服を減らそうとしてもなかなか減らせなくて、自分でもどうしてこんなに減らせないのだろう?と思うことがあります。
理由はいろいろありますが、その一つに「不安」があります。
シンプルな部屋にしようと思ってから、私ははじめに服の見直しをしました。
以前の服の枚数は数えていませんが、一般的な枚数だったと思うので200着ほどあったと思います。
それが今では、仕事着などを除いた普段着で30着ほどまで減らすことができました。
以前の自分と比べるとかなりの変化です。
服の管理がしやすくなって、気分も軽くなりました。
でもここまで減らすのはとても大変でした。
そして理由の一つに「もしもの不安」が大きいと気づきました。
それがどんな不安かというと、寒かったり暑かったらどうしよう、
太ったり痩せたりしたらどうしよう、着心地が悪くてチクチクしたりゴワゴワだったらどうしよう、
出かける場所に合った服装じゃなかったらどうしよう、必要な時に買いたい服がなかったらどうしよう…
他にもいろいろ、考えるときりがないほどです。
服を減らそうとする時に、そんなもしもの不安が頭に浮かんできますが、
そんな時私は「30着もあれば何とかなる!」と思うようにしています。
10着ほどの少ない服で暮らしている方もいることを知ってから、30着もあれば十分だと思えるようになりました。
確かに服が多いほうが便利なこともあると思いますが、今の私にはその便利さよりも管理のしやすさのほうが魅力的です。
この心が軽い感覚は体験してみないと分からないものです。
ただもしもの不安に対しての代替案は考えておくほうがいいかもしれません。
私の場合は、寒かったり暑かった時に体温調節できるように、
半袖や長袖、カーディガンやコートなどをバランスよく持っています。
それでも組み合わせによってコーディネートがおかしくなることはあるので、
基本の組み合わせを考えておいて、あとはもう最悪変でも寒さ暑さがしのげればいいかくらいに思っています。
太ったり痩せたりしたらどうしように対しては、まず今の自分が着られる服しか持たないようにしていますが、
ある程度体型が変わっても着ることができる余裕のある服も持っていることと、
あとはもう実際体型が変わった時にその体型に合った服を買おうと思っています。
私は昔、痩せたら着たいと思って服をとっておいたことが何回もありますが、結局その服を後で着たことはなかったです。
あの頃は絶対残しておきたいという強い気持ちがあったので手放せなかったですが、
結局着れない服をとっておいてもいいことはなかったです。
あくまで私の場合ですが。
それにしても、あの服を残しておきたいという強い気持ちって一体なんだったのでしょうか…
着心地が悪くてチクチクしたりゴワゴワだったらどうしようについては、
デザインが気に入った服が見つかると多少チクチクしていても我慢して着ようと購入することもありました。
そして痛くて着れなかった時のために、他の服も買って服の枚数が増えたり、
チクチクを軽減させるために服の下に着る服を買ったり、いろいろ試しましたが、結局着心地が悪い服は着なくなります。
なので着心地が悪い服は買わないようにしようと思うようになりました。
もし着心地が悪そうだけど可愛いからこの服欲しいなと思ったら、「着心地悪かったらから結局着ないよ!」と自分に言っています。
こう思っていてもまた失敗することもあるかもしれませんが、試行錯誤していきたいです。
出かける場所に合った服装じゃなかったらどうしようについては、
カジュアルな服装と綺麗めな服装をバランスよく持つようにしているのと、
冠婚葬祭用の服も少しだけ持っています。
あとは必要になった時に借りたり買ったりしようと思っています。
あの場所にはこの服装で、このシーンではこんな服装で、なんて考えていたらきりがありません。
それに何年も前の服を着ていくより、必要になった時にその時の流行りの服を着るほうが今の私にの生活には合っていると気づきました。
必要な時に買いたい服がなかったらどうしようについては、
基本的には今の30着で暑さや寒さ、カジュアルから綺麗め、フォーマルまでいろいろ対応できるように服を持っているので、
追加で服が必要になった時は、その時買える服の中で目的に合った服を探そうと思っています。
確かに自分の理想にぴったり当てはまる服は見つからないかもしれませんが、ある中から選ぼうと思っています。
そんなことを言っても実際今でも服を見ていると欲しくなったり、追加で買うこともあります。
服を減らしたから服の管理は完璧、なんてことにもなりません。
でも200着から、仕事着や部屋着を合わせると約50着まで服が減った効果は本当に大きいです。
服の数の分だけ、悩みも4分の1に減った感覚です。
それでも「もしもの不安」が思い浮かんだ時は、今の30着があれば最低限はどうにかなる、と思うようにしています。