職場の人間関係はとても難しいと思います。
それは自分が小学校の先生をしていた時も感じたし、それから他の世界を知ったり、いろんな話を聞いた今もやっぱりそう思います。
私はいろいろな小学校に行きましたが、先生たちの人間関係も様々でした。
私自身は良いこともありましたが、上手くいかないこともたくさんありました。
先生たちの輪に上手く入れないことも多かったし、どの先生とも会話をせずに1日が終わることもありました。
そんな時は「私はここに必要ない存在かもしれない」と思ったりもしました。
また他の先生同士が揉めているところも見ました。
それは本当にいっぱいありました。
そんな風に複雑な先生たちの人間関係の中で、ここでは楽しかった思い出について話したいと思います。
ある小学校で働いていた時、先輩の先生に自宅でのご飯会に誘ってもらったことがあります。
それは若手の先生たち数人で、仕事終わりに晩ごはんを食べながらおしゃべりをするというものでした。
誘ってくださった先生は気さくな方で、私のことも本当に自然に自宅に呼んでくださって、私も何度も参加しました。
話題はやっぱり自分たちの小学校のことが多くて、いろんな先生のことや児童たちのこと、授業のことや学校行事のことなどを話しました。
他にも恋愛のこととか結婚のこと、好きな趣味など本当にたくさんの話をしました。
先生たちは仲良く楽しそうにおしゃべりしていたので、私はその空間にいるのが好きでした。
そして私たちの周りで先生の小さい子供が2人遊んでいて、奥さんも一緒にいる、とても素敵な時間でした。
小学校の先生の人間関係は難しいものでしたが、中には良かったなと思うこともありました。
ただ上手くいかないことがあっても、その時は決められた環境の中でやっていくしかないと思っていました。
でも今になって、やっぱり先生が働く小学校や環境をあまり選べないのは大変なことだなと思います。
私が先生たちのご飯会で楽しい時間を過ごせたように、みんなが仲良く協力できる、そんな環境がいろんなところにできれば良いのになと思います。