小学校の先生だったけど、私はかけ算ができない。

私はかけ算ができません。

でも私は小学校の先生でした。

小学校の先生だった時は、算数の授業もしていました。

でも今は本当にかけ算の九九が言えません。

忘れました。

多分世間は、かけ算ができることが当たり前だと思っていて、できない人がいたら驚くだろうと思います。

私も自分がかけ算の九九が言えないことに気づいて驚きました。

まさかこんな日が来るなんて想像もしていませんでした。

一応一の段は言えます。

でも他の段は結構分からないものがあります。

そんなにかけ算ができないとどうやって生活しているか疑問に思われるかもしれません。

計算は電卓を使っています。

特にスマホの電卓はとても便利です。

もう何年も自分の頭でちゃんと計算をしたことがなくて、自分がいつかけ算を忘れてしまったのか分かりません。

でも小学校の先生でなくなってから数年で九九は忘れました。

自分は頭が特別悪い訳ではないと思っています。

普通だと思います。

特に算数や数学が好きでした。

小学校の先生をしていた時は、児童が九九を覚える授業でもサポートに入っていたし、九九の丸つけもしていました。

その頃は答えは見ずに、覚えているのでその場で丸つけをするのが当たり前でした。

また九九は低学年の時に覚えて、学年が上がると学習内容も難しくなって行きますが、私は小学6年生の算数の授業もしていました。

小学6年生のテストの採点もしていました。

回答には載っていないような、正解か不正解かの難しい判断も自分で基準を考えて採点もしていました。

でも今はもうかけ算もできません。

頭を使わなくなると、人間はこんなに簡単に物事を忘れてしまうんだなと思います。

それとも私が相当頭が悪いのでしょうか?

そうではないと思いたいです…

たまに買い物の時などに久しぶりに少し頭を使ってかけ算で計算しようかなと思う時もあります。

でもそんな時私の頭が、「動く気ないよ」と言ってきます。

それで結局頭を使うのをやめます。

おすすめの記事