教師を目指した人の夢と現実のギャップ。

教師に限らずなりたいものがある時、本当に自分に向いているのか気になる時があると思います。

そして目指している途中や、なってみてやっぱり違うと気づくこともあります。

今回はみんなが教師を目指していてどんなことで想像と違うと感じたのか、そんな夢と現実のギャップについて話します。

私は子供の頃から先生になりたいと思っていて、周りには教育関係で働くことを目指していた人も多かったです。

でも実際に働いてみないとわからないことも多いので、やっぱり違ったと気づいて違う道に進む人もいます。

例えば大学での教育実習です。

どんな先生を目指すかによって実習も色々ありますが、中には病院での実習もあるそうです。

そして実習の中でやっぱり自分にはできないと感じたと言う人もいます。

そうやって実際に体験して気付くこともあるんだなと思いました。

病院の実習に関しては、私なら少しの血を見るのも怖いので、実習に行かなくてもきっと自分は向いていないとわかります。

でも中には大丈夫だと思っていても体験してやっぱり違ったとわかる事もあるみたいです。

他にも現役の先生で仕事も順調に進んでいて、でもこのまま続けようか迷っていると言う人もいました。

私からするとその子はしっかりしているし、頭もいいし、うまく先生をできているだろうと思っていました。

でも本人は子供相手と言っても人と関わる仕事なので、メンタル面できついと思う事があるそうです。

その子は人と関わる仕事があまり得意ではないと感じているようでした。

そして私自身は先生として働いて、やっぱり思っていたのと違うと感じたことはたくさんあります。

一番驚いたのは、児童たちと一緒に居る時間より、準備や会議など他の仕事が多かったり、先生達との関わりが大きい仕事だと言うところです。

特に先生同士の連携が重要だと感じました。

先生同士で協力できるかどうかが仕事を進めていく上でかなり重要です。

ただ色々な考え方を持った人たちの集まりなので、この辺りは実際かなり難しいです。

全員が同じ方向を向いて同じ考えで頑張れる、そんな職場はみたことありません。

私はみんなで協力して仕事ができたらいいなと思っていました。

でも現実は皆それぞれの思いがあります。

このように理想と現実のギャップはありましたが、それでも私の場合は教師を辞めたいとは思いませんでした。

そして今でも教師は魅力的な仕事だと思っています。

そもそも教師という仕事自体が時代によって変わっていくものかもしれません。

これは変化の内容によっては先生達にとってはかなり大変なことだと思います。

例えばベテランの先生はパソコンが苦手な方が多かったです。

文章を打つにしも「てぃ」とか小さい文字の打ち方がわからないそうです。

自分たちはこんなことは習ってこなかったと言われていました。

最近だとオンライン授業と言う言葉をよく聞きます。

私は授業は対面でするものだと思っていたので、考えたこともない発想です。

もし今も私が先生を続けていて、これからはオンライン授業になりますと言われたら…

私は教師を辞めたいと思うかもしれません。

それくらい実際に会って授業をすることに魅力を感じていたので、そこの変化にはついていけないかもしれません。

現場の先生方は本当に大変だと思います。

でもこれから教育がどう変わっていくかは興味があります。

もしかしたらオンライン授業以外にも、もっと違う何かが出てくるかもしれません。

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