校則は必要かもしれないけど、変えてほしい校則もある。冬は寒すぎる。

学校にはそれぞれの校則があって、たまにその校則についていいか悪いか議論が起きているのをニュースなどで見かけます。

私は小学校の先生だったことがあるので、校則について揉めているところを見ると、先生たちも苦労されているなと思います。

でも学生側だったこともあるので、変えて欲しいと思う校則もいろいろありました。

ただ私が先生を経験した中で思うのは、校則は1人の先生が簡単に変えられるもでもないです。

その学校でずっと続いているものはそれが当たり前になっていて、なぜそんな決まりになったのか、誰が決めたのかも分からなくなっていたと思います。

そして先生たちもとりあえずその校則に従うので、それを変えるのは難しそうでした。

それでも今回は私が個人的に変えて欲しいと思うことを話します。

私は子供の頃から寒さに弱く、冬がとても苦手でした。

冬は足が霜焼けになって毎年痛いし、手も冷たすぎて爪が紫色になっていました。

中学生の時は寒がっている私を見て、休み時間に友達が2人がかりでカイロを使ったり、私の手を握って温めようとしてくれました。

それでも私の爪は紫のままでした。

そして高校生の頃は制服が決まっていて、その制服で自転車登校をしていました。

制服はスカートで、靴下を履くことに決まっていたので、膝がでていて冬は足が冷たくて仕方ありませんでした。

私は言えませんでしたが、なんとか冬はタイツを履いて自転車で登校してもいいことにしてほしいと思っていました。

そんなある日、いつもより遅い時間に高校から家に帰ることになりました。

人も少なくて私は油断していたのだと思います。

きっともう家に帰るまで誰にも会わないだろうと思い、私はスカートの下に体操服の長ズボンを履いていました。

そして廊下を歩いて出口に向かっている時、このまま行くと職員室の前を通ることになると気づきました。

でも気づいた時にはもう遅く、ちょうど職員室からでてくる体育の先生にでくわしてしまいました。

体育の先生は体格がよくて、いかにも怖そうな見た目でした。

そして予想通りすぐにズボンを履いていることがばれて、怒鳴って怒られました。

声が大きすぎて何と言われたかはっきり分かりませんでしたが、とにかくズボンを脱げと言いたいことは分かりました。

私はすぐにズボンを脱いだので先生もすぐにどこかへ行ってしまいました。

めちゃくちゃ怖かったです、涙

でも先生、私は学校の決まりを破りたかった訳ではないです。

できるならちゃんと守って、先生とも揉めずに、平和な高校生活を送りたかった。

でも冬は寒すぎて、ズボンを履かないと無理でした。

学校って、勉強をしに行くところだと思いますが、寒すぎたら勉強ははかどりません。

むしろ暖かい格好をしたほうがみんな勉強にも集中できて、高校にとってもいいことだと思うのですが。

どうにかならないでしょうか…

これは私が高校生の頃の話なので、今は変わっていたらいいなと思います。

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