今回は小学校の先生だった私が、学生時代に出会って来た先生方の中から、高校の数学の先生の話しをしたいと思います。
高校ではクラスをまたいで、学年の中で成績順に数学のクラスが決められる時がありました。
その先生は一番数学の成績がいい生徒が集まったクラスで授業をされていました。
私は数学が好きで、その先生のクラスで授業を受けていました。
ただ、今思い返してもその先生と会話をした覚えはないし、もう先生の名前も覚えていません。
本当に授業で会うだけで、どんな方なのか、どんな考えをされていたのかも分かりません。
でもその先生は授業がうまくて分かりやすく、私は先生の数学の授業が好きでした。
そして授業を受けていると、先生が数学や数学を教えることが好きなことが伝わってきました。
それは先生が直接口に出して言われた訳ではありません。
実際にどう思われていたかもわかりません。
ずいぶん前のことなので、具体的にどんな時に私がそう感じていたかももう、うまく言えません。
でも授業をしている時の先生の楽しそうな雰囲気を思い出します。
先生によって授業の分かりやすさは本当に変わります。
高校生の時は特にその違いを経験した時期でした。
この先生の授業を受けることができて楽しかったなと思います。