小学校の先生を目指している人の多くは教員採用試験を受験します。
私も先生になるために5回受験しました。
私は結局受かりませんでしたが、一緒に勉強していて合格した先生もいます。
また採用試験を受けずに先生をするなどいろいろな働き方があるのでそのことについても話します。
採用試験を実際に受けるまでは、私も採用試験がどんなものなのかよく分からなかったので、知りたいと思っている人がいたら参考になると思います。
ただ私が採用試験を受験していたのは10年以上前のことなので、今とは内容が違うかもしれません。
また自分が覚えている内容の話で、県によっても違いがあると思います。
採用試験の筆記試験の勉強は、国語、数学、理科、社会などが基本で高校の教科書や、参考書や、過去問などで勉強していました。
年に1度7月頃に一次試験があって、一度に別の県も複数受験できますが、日程が被っていると受験できません。
基本的には自分が受けたい県以外は遠い県で日程が被らない県を受験するという感じで、複数の県で受験している先生も多かったです。
一次試験は筆記試験と、集団面接もありました。
一次試験に合格すると、二次試験があり、そこでは個人面接と模擬授業と実技試験になると思いますが、私はいつも一次試験で不合格になっていました。
教員を目指す人向けの雑誌もあって、私は本屋さんでよくその雑誌を買って見ていました。
一応、1年中受験生なのですが、私は試験の日が近づくと焦って勉強していました。
小学校の授業が終わって、児童たちが帰った後に他の先生たちと小学校に残って一緒に勉強したりもしました。
私の周りでは恋人がいる先生は少なくて、付き合っている人がいても別れて勉強を頑張る人が多かったです。
彼氏がいても、「採用試験が近づいたら勉強したいからほっといてほしい」と言っている先生もいて、私もその気持ちがわかるなぁと思っていました。
勉強に集中したいので、自然とみんな1人になるようでした。
それくらいみんな真剣に先生になりたいと思っていて、一生懸命勉強していました。
恋人と別れるのは本当に大きな決断だと思います。
先輩の先生の中には、「私は仕事をせずに勉強に集中する期間をつくったよ」と言われていた方もいます。
私も3ヶ月ほど仕事をせずに集中して勉強したことがありますが、本当に勉強がはかどりました。
ただ、3ヶ月だけでは合格までは届きませんでした。
また教員免許があれば先生はできるので、採用試験を受けずに先生をしている人もいるよと教えてもらったこともあります。
他にも全然先生とは違う仕事をしながら、教員採用試験を受けている人もいました。
先生としての働き方や教員採用試験の受け方は本当にいろいろな方法があります。
教員向けの雑誌で見たのですが、採用試験の勉強をしながら、もし採用試験に受からなかったらどんな別の道に行くのかを考えている人もいました。
しっかり先の事を考えていてすごいなと思いました。
そこで私も別の道を考えておきたいと思いましたが、その時は他にしたい仕事も思いつかず、困ったことがあったらその時考えようと思っていました。
今思い返しても、やっぱり別の道もしっかり考えている方が良かったなと思いますが、
それでも当時の自分には他にどうしたらいいかはわからなかっただろうなと思います。
でも今なら、当時の自分が今の私のように、ブログを書くことができると知っていたら良かったなと思います。