「夏休み」と言う言葉を聞くとワクワクします。

長い休みがあって、好きなことができて、いろんな遊びができる気がします。

でも自分が小学生の頃を思い出すと、現実は全然違っていたなと思います。

私の夏休みがどんなものだったかというと、まず毎朝ラジオ体操がありました。

近所の子たちと公民館に集まって、眠たい目をこすってほぼ毎日参加していました。

そして地区水泳がありました。

水泳は毎日ではなかったですが、夏休みに何度も小学校まで行って学校のプールで泳ぎました。

どちらもほぼ強制的で、行くのが当たり前でした。

それから夏休みの宿題があります。

夏休みの宿題はいつも量が多く、自由研究なんて頑張ればがんばるほど時間がかかるし終わりのないものでした。

夏休みの宿題があると思うだけで、重たい気分になっていました。

そんなふうに思い返すと、全然自由じゃなかったと思います。

それから子供の頃は大人の存在が大きかったです。

特に親がどんなことをするか、どこまで許してくれるかで子供のできることもかなり違うと思います。

そういう意味では、家庭によって子供たちの夏休みはかなり違ったものだったのではないかと思います。

それにしても、結局やることが多くて私は全然自由に夏休みを過ごせた気がしませんでした。

全然心も休まった気がしませんでした。

確かに子供の頃の自分なら、宿題がなかったとしても結局ダラダラ過ごしてしまっていた可能性もありますが…

でも、夏休みってあんなに自由じゃないものなのでしょうか?

本当にそれが正解だったのでしょうか…?

そして私が小学校の先生だった時、その頃の子供たちを見ていても、私と同じような環境だったように思います。

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